父が昨年12月17日に入院、1月7日に逝ってしまいました。
たった20日間の入院生活でした。
亡くなる前の日まで自力でトイレに行き、ご飯をきちんと食べていました。
父の最期の言葉は、私の手を強く強く握り、とぎれとぎれの
「あ・・り・が・と・・」でした。
「私こそ、ありがとう!ありがとう!」と、父の耳元で何度も何度も繰り返しまし。
95年の命、みごとな幕引きでした。
逝った人も残された人も幸せであると思えるような最期だったような気がします。
それでも、父が亡くなる数日前から、父にしてあげられなかったことばかりが頭をよぎり、
悔いる日々を送っていた私です。
時間の経過とともに、これが親と子の宿命なのかもしれないと思うようになりました。
親は子を想い、子は親を想えども形にできないまま自分の生活に忙しく。。。
そして、親を見送るときに何を想い、何を学び、
どうやってこれからの生き方につなげるのか。
そのこととをずっと考えました。
やっと父の死を受け入れることができて、前を向くことができたような気がします。
お正月休みの、仕事がそれほど忙しくない時期に亡くなった父は
最後まで私のことを考えてくれていたのでしょうか。
少しずつ仕事が動き始め、頭の中が仕事モードに切り替わってきました。
後ろを振り返らず、いつも前を向いていた父ですから、
私も父を見習って、もう過ぎたことを悔いるのはやめましょう。
多くの友人、知人、そしてお客さまから、温かいお言葉をいただきました。
心から感謝申し上げます。
前を向いてしっかりと仕事をしていきます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。