
先日、同友会女性経営者部会の打ち合わせで、ある企業を
訪問しました。
その会社のエントランスには、いつも季節折々のディスプレイ
が施されているのですが、この日はお雛さまでした。
日本の伝統的な雛かざりは、いつ見ても素晴らしいですね。
まだまだ、寒さが厳しく雪の多いこの季節に、昔の人は、
家の中で一足早い春を迎えようとしたのですね。
季節の行事に思いを馳せつつ、国の歴史はもとより、人の歴史に興味を覚える今日この頃。
古都の建築物や、絵画、調度品を眺めていて、いつも思うことは、
その時代に、確実に人は生きていてそれらを作ったのだということ。
当たり前のことなのだけれど、そこに深い感動を覚えてしまうのです。
私たちは今この世で生きている。しかし、いつかはこの世を去る。
悠久の長い歴史の中で、今私たちがこの世で生きているのは、
きっとほんの一瞬なのだろうと思うのです。
今、ご縁があってお付き合いのある方々と、
一瞬のこの世で出会えたのは、奇跡に近いとさえ思うのです。
こうしてご縁をいただいて、お仕事をさせていただけることに心から感謝します。