男女平等ということ

同友会女性経営者部会の全国交流会に参加するため

熊本へ行ってきました。

全国から、550名の女性経営者が参加。

二日目には、九州初の女性町長として

多くの町民から愛された中嶋玲子さんの記念講演がありました。

女性からの男性に対する逆差別ということを初めて意識しました。

男のくせに、、、弱い、仕事ができない、女々しい、、、etc.

という言葉を、私たち女性は使ったことがないだろうか?

まったくないという人はおそらくいないのではないだろうか。

 

女性らしく、男性らしくということではなく

「その人らしく」認められて尊重される社会を私たちは作っていかなければならない。

男は社会で働き、女は家庭を守るという日本的な常識の中で

企業戦士と呼ばれるほど仕事に多くの時間を費やしてきた男性たち。

私たち女性は、男性にだけ多くの負担を強いてきたのではないか。

 

男女共同参画とは、女性の社会進出を応援することと勘違いしている人がいるが、

実は、男性と女性が、「対等に」「均等に」意見が言えて

男性も女性も尊重される社会を築くことである。

 

約1時間半の間、中嶋玲子さんはとても力強くお話を続けられました。

女性として、人間として自己選択ができること、

自己決定ができること、その延長線上に女性がひとりの人間として

尊重されていくのだということ、

 社会的制約からの脱却、時代の制約からの脱却、

自分の価値観からぶれないこと、

 自分の頭で考えること、男性も女性も一人の人間として

人権が尊重される社会を築くために

私たちは行動しなければならないこと等々、

改めて多くのことを考えさせられた二日間でした。