孫1歳10カ月。母90歳。

孫はこれから未来があり、日々言葉を覚え、できることが増えている。

母はといえば、物事を忘れる一方で、日々できないことが増えている。

母の残り少ない人生を、どんな風に過ごさせてあげれるのだろうかと考えます。

不思議なご縁で、導かれるように行った観世音菩薩寺で、

今日、母の健康と幸福の護摩祈願をしました。

これまで私のために、母がどれ程こうして祈ってくれていたことか、、、

そう思うと、護摩祈祷の炎を見ながら涙があふれてきました。

お仏壇で毎朝、一日も欠かさずに長いお経を唱えていた母が

今は手を合わせるだけになってしまった。

お寺参りにも行けなくなった母。

今までほんとうにありがとう。

これからは私がその役割を担っていくと心に誓いました。

母のために、子どものために、孫のために、

ご先祖さまのために、未来の子どもたちのために祈ることは、

とりもなおさず、我が身の生き方を正し、

清浄な心で徳を積んでいくことにつながるのであろうと思います。

四国八十八ヶ所のお砂踏みもあるこのお寺に

時々お参りに行けると思うだけで、心が安らかになり、

晴れやかな気持ちになった建国記念日の振り替え休日でした。